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  • 自動車任意保険の見積もり比較サイトです。

  • 同じ型番でも保険料が違う事があります。

    同じ型番・グレードでも発売日によって搭載されている機能が異なり保険料に若干の差があります。

  • 大本の計算は保険料率が味噌

    損害保険料率算出機構って所が発表している車の安全度的な数値を元に、各保険会社が損の無いような計算をしています。

  • ABS割引!やイモビ割引!は減少傾向

    車の安全機能などによって数%割引という商品は続々と廃止されています。

  • 何が割引されているのかイマイチ解りません。

    ○○割引が廃止されたといっても無くなったわけではなく、車別に保険会社が自動で計算しています。

  • とりあえず主要な物は全部突っ込んだ!

    保険会社によってどの機能で料金を変動させているかバラバラなので、とりあえず目立つ物は全部乗せてみました。お好みで割り引いてみてください。

  • 自動車保険は乗換で安くなります。

    実際の所は保険会社へ見積もり依頼を行ってみてください。誤差が少なかったらいいなぁ。

複雑な自動車保険の特約が生まれた訳(保険自由化や競争が原因だった)

保険代理店の知人に聞くと、毎年のように新しい種類の保険が出来る。過去のパンフレットなどは全て廃棄しなければならないし、覚えるだけで精いっぱいだ。と漏らしていました。

最近の自動車保険はリスク細分型が主流になっています。これは、ドライバーのプロフィールや過去の事故、車の種類や走行距離など、危険度(事故の確率)によって保険料を決めて良いとされる保険業法です。

リスク要因(危険度)で保険料に差をつけてもよい項目

保険が自由化される前の1996年までも車種や年齢・事故歴などによって保険料は事なっていましたがどの保険会社も同じような保険商品で同じような保険料でしたが、自由化以降の保険業法施行規則によると、これら9つのリスク要因で保険料に差をつけてもよいことになりました。

  • 年齢
  • 性別
  • 運転歴
  • 自家用・営業用・など使用目的
  • 年間走行距離・その他自動車の使用状況
  • 地域
  • 自動車の種別
  • 自動車の安全装置の有無
  • 自動車の所有台数

近年はさらに細分化され、エコカーだと割り引く(エコカーを乗る場合スピードを出す割合が少ない?)のような一見9つのリスク要因に当てはまるのか解らない様な物まで出現して来ています。

保険自由化による競争で特約が乱立状態

まず、保険会社が保険料を決めて良い事になりました。これにより保険料の値下げ競争が激化します。これに外資系の保険会社も参入したことから各保険会社は減益が続く様な状況になりました。保険料が下がれば収益も下がるためどこかで調整をつけなければなりません。損保会社の合併による競争力の向上や、支払いを渋り損失部分を減らす不払い問題などは記憶に新しいかと思います。これらの中のひとつに、様々な特約をつけて他社と差別化を図ろうというものがあります。

自動車保険の特約が保険金不払い問題を招いた?

一時期、どの保険を見渡しても100を超える様な特約がついていました。アレもある!これもあるぞ!といった補償を充実させることで魅力ある商品にしようと各社こぞって特約をつけたものです。

しかし実際は収入源である保険料金が下がっているため以前の保険よりも支払いはシビアにしなければなりませんでした。特約によっては貰える条件がそれぞれ個別に詳細があり、充実している特約にもかかわらず貰えない特約がかなり存在する結果となりました。また、請求しなければ支払わないというスタンスで支払いをうやむや化するなどの問題もあり、これらを総じて保険金の不払い問題と呼ばれる事になります。

当時の事を保険代理店勤務の知人はこう語ります。「自由化前と違い、契約した内容と違うのではないか!というお叱りの連絡を受ける頻度が上がりました。にもかかわらず、それがいつの商品でどの特約でどのような特性の商品だったのかは即答する事も出来ず、ただただ困る事が多い数年がありました。」

現在は不払い問題に対して各社が莫大なお金をかけ調査や是正等を行い、かなり改善される事となりました。保険会社は人助けではありますがビジネスとして運営している企業です。安い保険金と有り余る資金で完ぺきな補償が出来れば問題は無いのでしょうけれども、残念ながらそのような仕組みにはなっていません。

現在の自動車保険の特約はどうなったの?

不払い問題などを解決するために各社調査等を行い、特約の数についても約半数に減らすなどの改善策を打ち出しました。

何を減らして改善させたかと言うと、以下の様な物が減って行きました。

  • 事故の目撃情報収集の為の費用
  • スキーなど、交通事故以外の事故の補償
  • 車を盗難された時の代車代の提供

こういうのがあったらいいな!という内容で発生頻度が少なく、それほど本来の自動車保険には関係の無い様な物が減りました。近年も地震特約などが廃止され、地震は地震で別の保険を勧める。(一度に大量の車が被害に遭うと保険料の支払いで会社経営がままならなくなる)のようにかなりスマートになりつつあります。

それでも自動車保険の特約は保険会社が自由に作って構わない法律になっています。不払い問題で一気にスマート化された特約も、これから先いろいろなデータがそろっていくと少しづつ増えていくかもしれません。この時本当に必要になるのは自分にとってその特約が本当に利益のあるものなのかどうかとなります。

今後は各社の保険一括見積もりサイトなどの精度も上がり、更に必要な項目・不必要な項目などが比較的簡単に選べる時代が来ます。 その時に面倒にならず短い時間でじっくりと考えると言う事がひつようになるかもしれません。

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